まずは自分だ。この考えを改めたい。
何か事が起こった時、人は自然とまず自分のことを考える。
自分のことでいっぱいになって、気づいた時には相手を傷つけている。
そんなことはないだろうか。
例えば。
仕事で同僚が、自分より評価されたことに嫉妬する。
車が渋滞して動けない時に、イライラを感じる。
電車が発車しようとする時に、駆け込み乗車をするなど。
追い詰められた時ほど、自分のことだけしか考えられない。
後になって、なんで相手のことを気遣えなかったのか。
周りの迷惑を考えられなかったのかと思うことが多い。
心に余裕がないのだ。
だから、自分がかわいい。自分さえよければと考える。
自己中心になる。
相手のことを気に留める、心に余裕があれば、
お前、よかったね。
これでは、みんなも困るだろう。
こんなことすれば、みんなに迷惑がかかる。
と、優しくなれるだろう。冷静に判断ができるだろう。
時間に追われ、ストレスが蔓延している社会。
社会の圧力に、自分の心まで蝕まれる。
そのような中で、他人を思いやれるか。
難しい。
それでも、私は相手を思いやれる生き方をしたい。
相手のことを理解できる心の余裕を持ちたい。
書に学び、人に学び、自分に学ぶ。日々励むだけだ。