失敗を恐れるな。失敗があるから幸福がある。
自らの行動で失敗を感じるタイミングが二度ある。
一度目は行動した直後、場の空気や相手の出方などで感じとる。
二度目は後日、あの時の行動は失敗だったと思い出したり、他人に教えられた時。
行動した直後に失敗を感じた場合は、すぐに素直に謝ろう。
すぐに謝り、行動を直せば大事になることはない。
問題なのは、後日になって失敗と感じた場合だ。
失敗の翌日なら、あの時は申し訳ございませんでしたと謝ることもできよう。
しかし数か月後、数年後に気が付いたとしたらそれはどうすることもできない。
それよりも、ここでは学ぶことが大事だ。
同じ失敗、同じ羞恥を繰り返さないようにすることだ。
だが、もっとも大方の、いやすべての人間が、
以前やった失敗に気づかず同じことを繰り返してしまう。
癖になった失敗ほど、たちの悪い失敗はない。
人間は失敗をするものだ。失敗を繰り返すものである。
そして、少しずつながらも成長している。
また、同じ失敗してしまった。と思ったとき、
また、と言っていることは以前のことを覚えているからではないだろうか。
人間は一度に多く学ぶことはできない。
また、と思う様に少しずつ学ぶしかない。
故に、失敗を恐れてはいけない。
失敗はつきものだ。
失敗し、学び、成長する。
失敗を恐れて行動しないことこそ、最大の失敗だ。
そして、失敗し、少しずつ学んでいった先にきっと幸福がある。
苦労を重ねた故に、それはきっと大きな幸福になるはずだ。
今までにもあるはずだ。失敗を積み重ねて得た大きな幸福が。
これからにもあるはずだ。失敗した先に大きな幸福が。
失敗から学び、幸福を感じよう。