自己中心的な感情が身を滅ぼす。そして、周りを不幸にする。だが理解してほしい、それは貴方次第だと。
人の感情で妬みや嫉みはたちの悪い感情だ。
相手のことを羨ましく思うだけでなく、相手の不幸を望む場合もある。
相手は良くて、自分は何故駄目なのと考えてはいないだろうか。
こういう感情を抱くのは、
生きていく方法を自分を中心にしか描けないからではないだろうか。
妬みや嫉みを抱いたところで何がある。
現実は変わらない。自分がつらいだけではないだろうか。
そんなことを抱くより、相手を認めること。
相手の幸福に自分も関心を持ってあげれば、素直に喜べないだろうか。
妬みや嫉みを抱いて、反発しあい、自身を向上させる。
良いことだ。
だが、仲間の幸福を祝ってあげれない自分は醜いものではないか。
仲間と幸せを共感できる人でありたい。
福沢諭吉も妬みは人間社会の最大の害と言っている。
だが私の場合、さらにたちの悪いと思う感情がある。
それは、自惚れだ。
自惚れほど惨めなものはない。
自惚れるがゆえに、周りと格差がでた時、うまくいかなかった場合に、
妬みや嫉みを起こす。
自己中心的であるからだ。
自惚れるがゆえに、過ちに気づかない、改められない。
自尊心が強すぎるからだ。
自惚れるがゆえに、痴態をさらし、周りの人の気分を悪くさせる。
今の自分しか見えていないからだ。
私は、自惚れは身を滅ぼす最大の害だと思う。
妬みや自惚れは、自分のことしか考えられないゆえに起きる病気だ。
それは弱さから起きるのではないだろうか。
弱いから自分を守ることに手一杯で、周りを大切にできない。
だが、考えてほしい。
妬みや自惚れで守ろうとしているのは何か。
それは、自分が勝手に作った立場や名誉などのレッテルではないだろうか。
もし、そうであるなら冷静に、一歩下がる考えを持ってほしい。
守るものも失うものも、自分の感情次第なのだ。
人間なんだから、すべてがうまくいくとは言えない。
だが、感情的になる前に、冷静に、一歩下がって物事を考え、人生を歩みたい。